ふりゅう緑茶


今年の春「くれはふりゅう茶園」から産声をあげた”深蒸し煎茶”もお陰様で残りが10本を切りました。購入して頂いた方、それから愛飲して頂いてる方、有難う御座います。「くれはふりゅう茶園」は八女茶発祥の地でも知られる黒木町笠原の山間にあります。元々、90歳になる老夫婦が管理されていましたが、後継者がおらず、1年ちょっと放置されていました。そこを2010年3月より佐賀の紅茶専門店くれはの岡本さんと一緒に借り、草取りに励んできました。農薬を一切使用せず、自然のままに栽培しました。なんて言うとカッコいいかもしれませんが、農業に関しては全くの素人で9割草取りしかしてませんから言わば「ほったらかし茶」かもしれません。でも、スズメバチにおびえながら、蛇がいないかおびえながら、イノシシが掘った穴に落ちながら、後は麦藁を敷いたり、木屑を撒いたり、肥料を年に数回やったりと。農家さんからして見たら、まだまだ遊びのようなモノかもしれませんが、管理させて頂くようになり、体で実感し、大変さが分かりました。農家さんが丹念込めて育ててきたお茶をこれからも大事に扱わせて頂き、販売していこうと思います。また、来年の春も今年より美味しい番茶を作る予定ですので「くれはふりゅう茶園」のお茶もよろしくお願いいたします。