番茶ツアーin四国

先日、四国へ番茶巡りツアーに行って参りました。
まず始めに行ったのは徳島県上勝町
ここは阿波番茶の地。阿波番茶とは簡単に言うとお漬物を作るのと
同じようにして作られる、後発酵茶と言われる珍しいお茶。
上勝町では昔からこのお茶を日常のお茶として飲まれています。
いつごろから飲まれていたかは、はっきりわからないみたいですが、
「生まれた時から飲んでいるよ」と皆さんおっしゃっていました。
(たぶん平安時代くらいからかな)
雄大なお茶畑ではなく自生しているお茶の木を枝ごとしごきとって
作られているお茶なので摘み取った後の茶木は裸になってしまいます。

写真は阿波番茶が桶の中に漬け込んであって発酵している状態。
ここから取り出し、むしろの上に広げて天日干しする。
通常、2週間から1ヵ月ほどだが、お邪魔した日は3ヶ月ほど漬け込んでいたらしい。
特に理由はなく忙しくて取り出していないみたいです。
発酵は漬け込んだらしはじめるので天気のいい日を見計って取り出すみたい。
手間隙がかかって作られる貴重なお茶を皆さん味わってみてはいかがでしょうか。
もちろん体にいいこと間違いなし。貴重なお茶です。